2014年6月21日土曜日

3DSカルチョビット パラメータ数値の上限値について その2

前回の続きです

能力がS、すなわち内部数値の1000を超えても、特訓すると能力は上がるのか。
キック力で検証してみました。

結論からすると、どうやら上がりませんでした。

検証の順を追って、それを説明して行きましょう。

「うさみ」と契約し、そのまま正ゴールキーパーにします。
まずは特訓しないまま試合を行い、ゴールキックを観察します。
名門チームのホームゲームだと、芝目が横に入ってるので距離がわかりやすくお勧め。
芝目の境界を、ペナルティエリアのラインを0として数えると、ハーフラインが5となるので、距離の説明にはこの数値を使いましょう。

さて、無特訓の状態では、うさみのゴールキックはヘロヘロっと飛んで、センターサークルとペナルティサークルの中間くらい、上の数値でいうと2.5くらいですね。

では、キック力を最大限に伸ばす特訓、「アフターチャージ」を使います。この特訓は、キック力を+24(ゲーム表記ではキック精度との平均になるので+12)と大幅に伸ばすものの、テクニックとメンタルは-2となってしまう、諸刃の剣の特訓ですが、検証にはピッタリですね。

うさみの初期ポテンシャルは10なので、GBAの解析から得られる能力上昇値は、24×3.0=72となります。一回の特訓で、キック力の内部数値は72上昇するわけですね。
ちなみに、キック平均では+36ですので、キック能力のゲーム表記はEのままです。

アフターチャージを一回行った後、改めて試合を観察すると・・・
おぉっ! 結構距離が伸びました。3をわずかに超える辺りでしょうか。

同様に、2回目のアフターチャージを施し、試合を観察すると・・・
ありゃ。ほとんど変わりません。3を少し超える辺り。

3回目は、また伸びました。4の辺りです。
4回目は伸びず、4の辺り。
5回目、グンと伸びて、5の手前。
6~8回目は変化なく、9回目で5を少し超える辺りに伸びました。
10~13回目は変化なく、14回目で6を超え、その後は伸びませんでした。

表にまとめてみましょう
特訓回数101112131415
距離2.53.13.14.04.04.84.84.84.85.25.25.25.25.26.26.2
能力数値07214421628836043250457664872079286493610081080
表示能力

GBAの内部数値に詳しい人なら、もうおわかりですね。
E=0~49、D=50~149、C=150~349、B=350~599、A=600~999、S=1000~
というわけです。表示だと半分になるので解りにくいですが、内部ではしっかり6段階の能力になってるのですね。
まぁ、週が進む毎に自然成長の要素も入ってくるので完璧な検証とはいえませんが、おそらく正しいでしょう。

最後に、面白いことが解りました。内部数値では、3000に近いくらいまでアフターチャージを施したのですが、計算上2000を超えても、表示能力はAのままでした。Aには、予想通り17回目で変わったのですけどね。
つまり、内部数値にも上限があり、それは2000以下という可能性が高いと思います。
ちなみに、その状態で「神の手(キック精度+72)」を行ったら、4回ほどでSになりました。
この辺りになると自然成長が無視できませんが、だいたい1700くらいに上限がありそうです。