2013年4月10日水曜日

3DSカルチョビット 特訓についての考察 その1

今回は3DSカルチョビットの特訓について考察してみます。

カルチョビットは2006年にGBAで発売され、そちらはかなり解析が進んでいます。
例えば、能力のうちキックとテクニックはゲーム内部でさらに細分化されていて、 キックはシュートとキック、テクニックはキープ、タックル、トラップだそうです。
これはどうやら3DSでも同様と思われます。

3DS版のカード単体使用時のパラメータ上昇値をGBA版と比較してみると、 多くの上昇値が同様に設定されていることがわかります。
そして、3DS版のキックとテクニックは、詳細化されたそれぞれの平均を切り上げした値と ピッタリ一致いることがわかります。

例えば、ビデオ研究のキックは、(1+0)/2=0.5 → 切り上げて 1
プレスのテクニックは、(0+2+0)/3=0.67 → 切り上げて 1
ミニゲームのキックは、(2+0)/2=1 → 切り上げて 1

こう考えると、アロマテラピーのキック、テクニックの上昇値も説明がつきます。
アロマテラピーはメンタル2の他、ランダムで10上がるのですがキックの時は5、 テクニックは4しか上がらないのです。これは
   キック:10/2=5.0 → 切り上げて5
 テクニック:10/3=3.3 → 切り上げて4
というわけです。

さらに、複数カード使用時の足し算も切り上げで説明できることになります。
例えば、ビデオ研究とダッシュは、それぞれ単体で使用した時にキックが1上がります。
ところが、同時に2枚利用した場合でも1しか上がらないのです。
1+1=2 ではなく、0.5+0.5=1.0 となるというように説明できます。

このことを利用して、カード単体の上昇値をより細かく調べることができます。
ただし、キックとテクニックの総上昇値がわかるだけで、その内訳まではわかりません。
何十回もカードを使って、選手の動きを観察すればわかるかもですが、さすがに 途方もない時間が必要となってしまいます・・・。

内訳はさておき、上昇値が正確にわかるだけでも育成には大助かりです。
次回は、上の方法を使って実際にカード単体上昇値を調べてみることにしましょう。